PICK UP
コミュニケーションの根幹となる日本語・英語と
新たな可能性を生むコンピューター言語を早期に学ぶ
日本語
日本語も4技能を鍛えれば、人とつながる力が育ちます。豊富な対話と発表の機会が成長を助けます。
●ランゲージアワー ●話し方講座 など
英語
コミュニケーションの武器となる英語力を目指します。
●SUPERコース ●プレゼンテーションコンテスト ●TGG研修 など
コンピューター言語
さまざまなプログラミングツールを体験すれば、新しい何かをつくる方法が育まれます。
●Ruby、C、Arduino、Scratch ●教育用ロボットS-1、ドローンを使ったロボット制御
POINT
言葉は思考と論理の基礎。だから私たちは大切にします
言葉を鍛えることは、論理的に思考し、判断する技術を身につけていくことに他なりません。そこで本校では、中学1・2年生で言語技術教育の手法を取り入れた「ランゲージアワー」の時間を設定。読む・書く・聞く・話すの4技能を育みます。
日本語教育
ランゲージアワー(言語技術教育)
《中学1・2年生》
「見る・考える・伝える」を柱に、言葉を操る技術を訓練
ランゲージアワーでは、活動を通じて論理的に言葉を操る技術を鍛えます。そこには、状況を客観的に捉え、筋道立てた考えを構築し、それを他者にわかりやすく表現することで、他者と協力して問題を解決していける人材になってほしいという思いが込められています。「どう思う」や「どうして」という問いに言葉で説明する訓練を通じて、初めは「なんとなく…」などと答えていた生徒も、次第に論理的な話の構成を意識するようになります。また書くことにも力を入れ、文章力も育成します。
※ランゲージアワーは「つくば言語技術教育研究所」の指導に基づいて実施しています
実施例
問答ゲーム
「結論を言ってから理由を説明する」を基本とした論理的な表現形式を学びます。伝わりやすい表現形式と根拠に基づいて判断する習慣を育み、作文が苦手な生徒も作文が書きやすくなります。
論理ゲーム
既存のテーブルゲームを応用し、楽しみながら発想力、思考力、表現力を育みます。ゲーム類は振り返りを行い、判断の質の向上を目指します。
情報伝達
たくさんある情報を、相手にわかりやすく伝えるための方法を検討していきます。情報を分類・整理する力、全体から部分へという伝わりやすい説明の仕方を学びます。
絵の分析
何を描いた絵か、人物が何をしているかなど、描かれた内容を根拠に1枚の絵を深く分析します。論理的な推論であれば、答えは無数。観察力や分析力を磨きます。
話し方講座
《中学3年生・高校1年生希望者》
論理的に、簡潔に自分の考えを伝える
「人前で堂々と自分の考えを確実に伝える話力、真の国際人としてふるまう態度、人間関係を円滑にする聞く力」を育成します。外部のプロ講師陣による巧みな進行で、初めは恥ずかしがっていた生徒も、最後には堂々たる発表を行います。
英語教育
SUPERコース
《高校2・3年生希望者》
ネイティブ教員によるall English授業で実践的英語力を身につける
高校2年次から始まるall Englishで展開される授業コースです(希望制)。ネイティブ教員が必ず授業に入り、スピーチやディスカッション等の主体的な活動を通して実践的英語力をつけていきます。高校2年次の春休みには2泊3日を英語だけで過ごすEnglish Campも開催され、生徒は非常に濃い時間を過ごすことができます。
プレゼンテーションコンテスト
《中学1年生〜高校2年生希望者》
English Expressionの総合力を試す
秋に開催される一大イベントです。中学1年生から高校2年生までなら誰でも参加することが可能です。自分の趣味や中学3年次の海外教育旅行のレポート、世界の社会問題など、様々なトピックに関してプレゼンを行います。参加生徒は本番までに英語科教員と一緒に猛練習を重ね、当日は審査員の前で堂々と英語を披露します。
TGG研修
《中学1年生〜高校2年生》
インプット⇄アウトプットのサイクルで使える英語力の向上を目指す
海外のシチュエーションが設定された疑似空間で、空港やホテルなどの訪問体験をします。内容は各学年の習熟度に合わせて構成し、学年とともに難易度も上がっていきます。授業でインプットした力を校外でアウトプットするというサイクルで、英語力の総合的な向上を目指します。
コンピュータ言語教育
探究IT
《ドローン制御(中1)・Astrategy(中2)・3DCAD(中3)》
ITツールを使ってアイデアを形にしていく実践型授業
中学1年生は、Scratchでプログラミングの基礎に触れ、ドローン制御を体験したり、iMovieで動画編集、物理演算シミュレーションAlgodooなどITツールを学びます。中学2年生ではAI搭載データ検索・分析ツールAstrategy、地域経済分析システムRESASなどの使い方を学び、仮説の立て方を体験します。中学3年生では本校オリジナルテキストで3DCADを学習します。
技術科
《Ruby(中2)・Arduino(中3)》
ロボット制御を目標としたプログラミング学習
実習と実践を重視した学習カリキュラムを組んでいます。プログラミング学習ではロボット制御を目標の一つとして学習します。中学2年生ではプログラミング言語Rubyを使用してCUIの基本を学びます。その後、中学3年生ではCADソフトを使って電子回路のシミュレーションを行い、Arduinoという実際のマイコンボードを使って制御の基礎を学びます。
情報Ⅰ
《C言語、R言語(高1)》
共通テスト科目である情報Ⅰのカリキュアラムに対応しつつ、特色のある授業を展開
プログラミング言語はPythonを使用せず、あえて本校で長い間取り組んできたC言語を継続して使用しています。探索や整列のアルゴリズムを実装できるレベルを目標にしています。データの活用では数学科など他教科と連携して授業を展開します。データ分析のツールとして、この分野で伝統的に活用されているR言語を使用します。