芝浦工業大学附属中学校|スクールガイド2025
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PICK UP「学習支援」についてはP.25もご覧ください本校の学習指導の基本方針は「授業第一主義」です。学校生活の中で、その大部分を占めるのは授業の時間です。その時間を大切にし、学習の基本となる授業に全力を注ぐことで、生徒たちの学習効率が最も高くなるよう、常に授業研究をしています。一方、学習は「教わる」ものではなく「自ら学び進める」ものです。このため、本校では中学3年間の時間割に「SD(自立学習)」の授業を組み込み、「今、自分にとって何を学習すべきか(何をすべきか)」を考え、自ら計画を立てて取り組む時間を設けています。高い目標を持ち、毎日の生活を計画的に送る手助けとして、中学3年間、オリジナルの「芝浦HR学習ノート」を活用して取り組みます。日々の学習時間、定期テストの計画といった勉強面だけでなく、生活の目標、行事の感想文、面談の記録なども書き込み、自分自身を振り返るように指導しています。定期的に提出させて内容をチェックし、生徒の成長を確認します。登校時から自習室を開放しており、中学生は朝7時〜18時30分まで利用することができます(高校生は20時まで)。また、放課後には大学生チューターがサポートにつきながら、各自の課題に取り組む「学習クリニック」を開講しています。自学自習を基本としているのは、自分で勉強することで学力が伸びることを実感してほしいため。分からない問題はチューターが質問に答えます。中学校では4クラスの学年に対して7〜8人の教員が学年担当となります。中学1年は8人の教員が各クラスの担任と副担任になり、学年全体を8人で見ていきます。さまざまな視点から生徒を指導し、特性や個性を共有できることはお互いにメリットとなります。あまり他校にはない特色です。授業の復習や応用問題に挑戦する。授業で分からなかったところを質問する。問題集で解く、パソコンで授業動画やWebドリルを解くなどの手段もいろいろ。プレゼン資料の作成、英検の勉強なども考えられます。また、アダプティブラーニング(一人ひとりに合った学び)をより進めていくためにQubenaというアプリを導入しています。必要に応じて教員がアドバイスもしますが、できる限り生徒自身に考えさせるようにしています。中1・中2は週2時間、中3は週3時間を時間割に組み込んだ独自授業。自分自身で時間の使い方を考え、学び進める自立学習の時間。SITSHIBAURA INSTITUTE OF TECHNOLOGYJUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL■ 芝浦HR学習ノート学校生活での体験を蓄積して成長を確認する■ 学習支援自学自習を大学生チューターがサポート■ 8人の担任団多くの教員の目で一人ひとりを見守るPOINTPOINT学びを達成するための方法知識を定着させる自立学習06SDSelf Development

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