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　中学２年の探究IT最後の授業が行われました。この授業では東京メトロとの３回にわたったPBLの発表会を行いました。

　東京メトロのリアルな課題を解決することを目標に、生徒たちは議論とアイディア創出を繰り返し、いよいよ発表となりました。今回の発表形式はコンペティション形式になっており、生徒達は自分たちの発表を少しでも良くするため、発表の直前まで練習を繰り返していました。

　東京メトロの電気部・工務部の方からいただいた４つの課題はどれも極めてシンプルで、それ故に解決が非常に難しい課題でした。

　しかしながら、生徒達は東京メトロが驚くようなアイディアをいくつも提案してくれました。中には今まさに東京メトロが研究している内容もあったようです。

　東京メトロの工務部の方からは、「壊れてしまうものを変えようとするのではなく、壊してしまう原因や本質的課題によくアプローチしていた。非常に良い視点を持っている」とコメントをいただきました。また、「生徒たちのアイディアを持ち帰り、社内でブラッシュアップし、取引先と相談したい」という言葉もいただき、生徒達は自分たちが考えたことが社会を変えるかもしれないという実感を抱いていました。