学習支援

指導は「勉強方法」「学習計画の立て方」の習得を重視。
学力の向上だけでなく、生涯にわたって学ぶ姿勢を身につける。

自分に合った勉強方法・学習計画を自分自身の力で見つけられることが、高校・大学での学びに対応できる力になります。
自ら学ぶ力は、研究を進めたり趣味を深めたり、生涯にわたって学ぶ姿勢にもつながる力になります。

学習支援プログラム

学校生活での体験や経験を蓄積して成長を確認する

  • 芝浦HR学習ノート
    高い目標を持ち、毎日の生活を計画的に送る手助けとして、中学3年間、オリジナルの「芝浦HR学習ノート」を活用して取り組みます。日々の学習時間、定期テストの計画といった勉強面だけでなく、生活の目標、行事の感想文、面談の記録なども書き込み、自分自身を振り返るように指導しています。定期的に提出させて内容をチェックし、生徒の成長を確認します。

  • 8人の担任団
    中学校では4クラスの学年に対して7〜8人の教員が学年担当となります。中学1年は8人の教員が各クラスの担任と副担任になり、学年全体も8人で見ていきます。さまざまな視点から生徒を指導し、特性や個性を共有できることはお互いにメリットとなります。あまり他校にはない特色です。

放課後に自習室を開放。自学自習を大学生チューターがサポート

(7:00〜20:00まで使用できます。中学生は18:30までです)

  • 学習クリニック
    教科ごとに分かれ、1教室に1人以上の大学生チューターがサポートに付きながら、各自の課題に取り組みます。自学自習を基本としているのは、自分で勉強することで学力が伸びることを実感してほしいため。わからない問題はチューターが質問に答えます。

  • 学習トレーニング
    教科ごとに成績優秀者上位20名程度を選抜し、通常の授業よりも高度な内容の学習にチャレンジします(希望制)。こちらも質問や難問の解説などを大学生チューターがサポートします。

授業の理解度を確認し、基礎の定着を徹底

  • 確認テストとフォロー
    教科ごとに2週間に1度程度、または単元の終了のタイミングで、授業時間内に確認テストを実施しています。学習内容を定期的に振り返ることで、生徒一人ひとりの理解度を測ることが目的です。確認テストの結果を見て、理解が不足している生徒には放課後に補習を行うなどして、理解と定着を図ります。

自分が必要だと思う講座を選択し、その内容を深堀りする

  • 夏期講習
    中学生も高校生もすべて70分1コマの単科講座。夏休み期間に8つのターム(3日間で1ターム)を設定し、英語、数学、国語などの復習を行う講座はもちろん、冬期特別講座(次ページ)のようなフィールドワークや教養講座まで、中高合わせて約220の講座を取り揃えています。生徒は、クラブ活動と調整しながら、自分に必要な講座、興味のある講座を受講し、有意義な夏休みとしています。

幅広い知識が身につく教養講座

  • 冬期特別講座
    2学期末考査後に実施している冬期特別講習は、各教員がアイデアを持ち寄って開講する教養講座を中心に行っています。授業などでの「学習」から少し離れ、興味を引き出し、好奇心を刺激する「学び」を体験することができます。講座は、学校内で行う「エレキギター入門」や「集中基礎デッサン」のほか、「テレビ局の見学」「文学散歩」など学外で行うフィールドワークもあります。参加はすべて希望制ですが、例年多くの生徒が、“ちょっと気になる”講座を選び、受講しています。

[冬期特別講座の実施例(2023年度実施分)]
循環器系の臓器の観察実験/追試:「ロウソクの科学」/天気図を書いてみよう!/人狼から学ぶ コミュニケーションスキルUP講座/チーム☆ラボ/茶道/筑波大学訪問/江戸城内堀を歩く!/数学体験館に行ってみよう!/助産院体験/Googleに行って、話を聞いてこよう/和本読みといふものを芝浦女子もしてみむとてするなり~くずし字解読と女子大散策~

放課後学習センター

自学自習の習慣を定着するための施設です。運営は外部業者に委託し、希望者有料で実施しています。中学生加入者は特別にクラブ活動後に下校時間が延長されますので、宿題を終えて帰宅することができます。